2020-02-08
【大人限定】カンボジア不動産視察時に、空き時間でしたい3つのこと(令和編)
- Advice
本記事は、ペンネーム「海外不動産投資家アラフォー男」が、東南アジアを中心とした海外不動産投資について、自身の体験を交えて紹介する連載コラムです。
SEKAI PROPERTYではカンボジア不動産の購入相談も受け付けていますので、カンボジア不動産に興味がある方はご気軽にご相談ください。
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【大人限定】カンボジア不動産視察時に、空き時間でしたい3つのこと(令和編)
以前こちらのコーナーで記事を書かせていただいたが、カンボジアのプノンペンがとても気に入ってしまった私は、令和の時代になってからも毎月のように何かと理由をつけて現地に行っている。特に海外不動産投資の仲間からは「ちょっと見過ぎ」と言われてしまうくらいの物件数を見ていて、私は周りの人から『カンボジア不動産オタク』扱いをされるようにさえなってしまった(汗)
私が気に入っているのは何も不動産だけではない。カンボジアの今後の可能性や街の雰囲気など全てにおいて気に入っているのである。今日は不動産という観点以外にもフォーカスすべく、カンボジアの様々な魅力について書きたいと思う。
ただし私の本業は不動産投資。できれば、不動産視察時の空き時間で実感・体験できてしまうネタのほうが実体験に基づいて書きやすい。今回はカンボジアの不動産以外の魅力を堪能していただきたく、下記を紹介していこう。
1 不動産を買わなかったとしても銀行口座の開設は絶対にしよう!
これを書くと、この記事を書かせてもらっている『SEKAI PROPERTY』を運営するビヨンドボーダーズ社に怒られてしまうかもしれないが(笑)もし不動産視察をして物件が気に入らずに不動産購入に至らなくても、現地の大手銀行で銀行口座開設だけはして帰ったほうが良い。
まず、以前も書いたが、カンボジアの流通通貨は85%以上が米ドル。銀行口座で定期預金を組む際も、当然米ドルで組める。しかも定期預金の金利は例えば最大手のカナディア銀行(Canadia bank)の2年定期で4.75%。日本の最大手である三菱UFJ銀行の2年定期預金金利が0.01%なので、ざっと475倍!これはまさにボーナスチャンス的な状況である。※それでも私が日本で利用している三菱UFJ銀行の担当者は日本の超低金利の金融商品を平気で勧めてくる。。。
カンボジア人の友人曰く、これでもカンボジアの銀行金利は年々低くなってきているとのこと。私の祖父も「昔は日本の銀行の金利は8%超えだったんだぞ。置いておくだけで増えるんだから、一生懸命働いて稼いだ金は全部銀行に突っ込んだもんだ。それが今はATMの手数料にも満たない金利になっちまった」と嘆いていた。きっとどこの国もたどる道なのであろう。
そして早い段階で銀行口座開設してお金を増やすのが得策だ。しかも今はビヨンドボーダーズ社のようなエージェント業をしている業者に依頼すれば、特別な用意を自身ですることなく、簡単に口座開設できてしまうが、今後どうなるのかはわからない。
私も2012年にマレーシアのクアラルンプールで銀行口座開設を行なったが、当時はマレーシア非居住者の外国人でも開設できた。それが2020年現在では移住ビザ(MM2H)取得者や不動産購入者・住宅ローン利用者以外は外国人非居住者の銀行口座開設が難しくなっている。
その点カンボジアの銀行口座は非居住者の外国人でもまだ開設可能。不動産視察の合間で約2時間ほどあれば現地で口座開設が可能だ。しかも開設後は携帯電話のアプリで送金などもできるため、便利でしょうがない。
2 ついでにもうちょっと時間があれば証券口座まで開設してしまおう
なかなか驚かれる方も多いのだが、実はカンボジアには証券取引所(Cambodia Securities Exchange=通称CSX)があり、いわゆる上場企業の株式を外国人でも売買することができる。2020年現在、外国人でも証券口座開設は可能で、私もオンラインで売買をしている。海外不動産投資家の仲間も2泊3日の不動産視察の最終日に銀行口座開設後に証券口座の開設をする人が多い。
ただし、市場はまだまだ成熟していない状況だ。2012年に証券取引所が開設されたばかりということもあり、現在上場しているのは株式上場で5社、社債上場で3社のみ。先月に業界第2位のアクレダ銀行(ACLEDA Bank)が金融機関で初めて上場承認を受けたことがニュースになっていたが、それでやっと株式上場企業が6社になるというのが現状なのである。
開設手続き自体は1時間半程度で終わる。そこから数日してから、証券口座番号と投資家IDなるものが発行され、売買ができるようになる。銀行口座と違って今後株価がどうなるか、等誰にも予想できない状況ではあるが、今後経済発展して市場が大きくなっていくことを考えると、魅力的な投資商品と言えそうだ。あくまで超長期な投資として考えたい。
ちなみに既に上場しているのは、プノンペン水道公社・プノンペン自治港・シアヌークビル自治港・グランドツインズインターナショナル・プノンペン経済特別区となっている。
3 視察の合間に休憩で使いたいお洒落なカフェや夜の街を満喫しよう
不動産と関係ないものでおすすめを書くと言っておいて、結局投資に関わることを紹介してしまったので、最後は視察先でリラックスしたり楽しんだりできることを書いておく。特にカンボジア首都のプノンペン中心部で楽しむことができるお店やエリアについて触れておきたい。
<ブラウンコーヒー(BROWN COFFEE)>
こちらはカンボジア人の間では、今やスターバックスよりも人気があるカフェである。コーヒーの味も美味しく、特に看板メニューのブラウンラテはちょっと甘くて濃いコーヒーが好きな方にはたまらない美味しさだ。
多店舗展開しているため、プノンペン市内で複数の不動産を見ても、ほとんどの物件の近くにBROWN COFFEEがある。しかも全ての店舗の内装が違うのも面白い。Wifiも通っているため、外国人旅行者にはありがたい存在だ。
ブラウンコーヒーは、欧米の学校を出たカンボジア人一族が創った巨大チェーンとなっていて、私はカナディ銀行の本店が入っているカナディアタワー(Canadia Tower)の隣の店舗をよく使っている。席によっては電源もあるのでビジネスマンも多い。
<タイタニック(Titanic)>
現地の伝統ダンスである「アプサラダンス」を見ながら、川沿いでカンボジア料理を食べることができるのがこのタイタニック。日本人駐在員や旅行者も多く、スタッフの中にはカタコトだが日本語でコミュニケーションが取れる人もいる。多くの料理に入ってる生胡椒がフレッシュな辛さで美味しい。ほとんどのカンボジア現地料理が食べられるので私の不動産投資仲間が来ると必ずと言っていいほどココに連れてくる。アプサラダンスを踊る現地のダンサーさんは指と手の甲がくっついてしまうのではないかと思うほど柔らかい関節をしている。生演奏と川沿いの気持ち良さに皆酔いしれるだろう。
<リバーサイドの136ストリート(Street 136)>
タイのゴーゴーバーのような賑やかさと和製スナックを思わせるレトロな店舗が面白いのはリバーサイドエリア。特に136ストリートというところを目指せば夜は大きなロックミュージックが流れていてすぐわかると思う。特に特定のお店を紹介するわけではないが大体写真のような感じの雰囲気だ。
ドレスを来た現地の女性が客引きをしてくるのだが、あまりいやらしさが無く、皆明るくて愛想が良い。客層は日本人だけではなく、欧米人・中国人・韓国人と幅広い。女性客もよく見かける。多くの飲み屋の中にビリヤードが入っていて、ゲームを楽しむこともできる。あまりメインで行くというよりは、東南アジアっぽさを感じることができる二次会利用のバー繁華街である。
日中に不動産視察で歩き回って疲れているので、飲み過ぎたら高額になっていたというのはよくある話だが、ご安心あれ、カンボジアはビールが安く、このようなバーでも1杯200円ちょっとで飲めてしまうのだ。
まとめ
いかがだっただろうか。なんと魅力の多いカンボジア。まだ国が発展しきっていないことから来るチャンス。今後の経済成長の見込みから来る不動産以外の形の投資。そして何よりも、不動産視察後や合間に楽しめる街や店がたくさんあるのだ。まだまだ奥は深い。「カンボジア不動産オタク」として、しばらくはずっと楽しめそうである(続く)
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カンボジア不動産の最新事情をまとめてみた【前編】
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