2017-03-15

台湾で銀行口座開設するにはどういった準備が必要か?

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旅行先としても人気の台湾は何度も行ったことがあるといった人も多いことだろう。日本から近く手軽に行ける国の1つだ。台湾がすっかり気に入って留学あるいは移住を計画されている方もいるだろう。観光ビザを取得して試しに3か月ほど滞在するのも良い。ここでは台湾生活に必須の銀行口座開設について紹介していく。


台湾の銀行について

台湾では外国人が現地銀行での口座を開設することは可能である。ただしいくつか条件があり、基本的に観光のみの短期滞在者は銀行口座開設は無理だと思った方がよい。パスポート以外にもいくつか必要書類がある。台湾の特徴として外国人が銀行口座を開設することに慣れていないという点も注意が必要だ。そのため言葉の面でも問題が生じる。観光でも観光ビザを取得し、ある程度の滞在期間台湾で過ごすのであれば銀行口座開設は可能だ。


台湾の主な銀行

台湾にはいくつもの銀行がある。外資系銀行もあるが、台湾の銀行で人気なのが次の3行だ。

1. 中國信託銀行

2. 台新銀行

3. 國泰世華銀行

中國信託銀行はセブンイレブンと提携しておりATMを利用できる。また台新銀行はファミリーマートと提携しておりATMが利用できる。そして國泰世華銀行は台北の地下鉄の駅と提携しており、地下鉄駅にATMがある。このようにATM事情についても便利となっている。


台湾で銀行口座開設にあたり必要なもの

台湾で銀行口座を開設するにあたり、必要なものは下記である。

1. パスポート

2. 日本の公的証明書の提示(自動車免許などでok)

3. 自宅の住所・tel

4. 中華民國統一證號基資表

1から3まではわかるとして、中華民國統一證號基資表はちょっと聞き覚えがないであろう。中華民國統一證號基資表は台湾のマイナンバーのような存在だ。外国人の私たちは中華民國統一證號基資表の取得が必須となる。


中華民國統一證號基資表について

中華民國統一證號基資表は内政部入出国及移民署で取得することが可能だ。取得の際は、ビザの確認がなされる。台湾への短期旅行は通常ノンビザ(ビザ取得なし)だ。ノンビザだと内政部入出国及移民署は取得できない。ただし敷居は意外と低く、学生ビザや就労ビザでなくても観光ビザを取得すれば中華民國統一證號基資表を取ることは可能となっている。ビザの関係で可能であれば台湾の銀行口座開設にチャレンジしてみるのも良いだろう。台湾についても今後物価が上がることが予想され、貨幣価値がアップする可能性は十分ある。


著者:タカピオ