マレーシア最高層となるコンドミニアムがクアラルンプールに誕生
クアラルンプール・ブキッビンタンに誕生する高層コンドミニアム開発が注目を集めている。339戸のユニットと最高級ホテル268部屋からなる「IBNブキッビンタン」は、68階建て・高さ330mとなり、完成すればマレーシアで最も高い住居ビルとなる。
今回の開発は、デベロッパー「IBN Corp」と地主である「KKH Pavilion Development Sdn Bhd」との共同事業として行われる。
デベロッパーは、観光と不動産の関係に重点を置いており、また最新技術と住民のニーズを取り入れ、デザイン面にも力を入れたいと話す。
価格は1平方フィート当たり2,000リンギット(RM)(約50,000円)からとなっており、市内の中心地である「ゴールデントライアングル」と呼ばれるエリアの物件と比較しても、リーズナブルな価格だという。
周辺には、「パビリオン」、「ロット10」、「スターヒル・ギャラリー」などのショッピングモールが立ち並び、最寄り駅であるブキッビンタン駅からは徒歩3分と、立地の面も申し分ない。
今回の開発が、クアラルンプールの生活基準の向上だけでなく、世界市場へのアピールとなることが期待されている。クアラルンプールを観光客や投資家、ビジネス界に魅力ある都市にするため、今後のプロジェクトにおいては、国際基準を満たす品質やデザインが求められる。
また、プロジェクトエリア周辺のインフラの美化、アップグレードなどにも力を入れていきたいと関係者は話す。
「IBN ブキッビンタン」は2023年10月に完成予定である。
【参照】Tallest residential tower to be build in KL
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