2019-07-22

マレーシアの投資用不動産の特徴と注意点は?セミナーも紹介

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国内不動産投資は将来性の観点から厳しいという声がある中、代わって投資家たちが注目しているのがアジアの不動産市場です。中でも「日本人が移住したい国NO.1」といわれるマレーシアは、堅調な成長を背景に人気が高まっています。

そこで、この記事ではマレーシアの投資用不動産の購入を検討している方のために、マレーシア不動産の基本情報から購入方法、おすすめの不動産会社やセミナーについてご紹介しますので、参考にしてみてください。

1 マレーシア不動産の特徴

マレーシアは東南アジアに位置するクアラルンプールを首都とする国で、約33万平方キロメートル(日本の約0.9倍)の国土に約3,200万人(2017年マレーシア統計局)が住んでいます。経済成長率はアジアの国の中でも優秀で、2017年のGDP成長率は5.9%、名目GDPは10年で2倍近くになり、1人あたり名目GDPも約1.4倍に増加しています(外務省より)。

1-1 「日本人が移住したい国NO.1」のマレーシア

日本では少子高齢化が現在も進んでおり、特に労働人口の大幅な減少が予想されています。一方、マレーシアは各年代のバランスが良く、経済成長も安定的に進んでいくと考えられており、今後の発展が期待される国のひとつです。

物価は比較的安く、かつ親日的な国で、都市部では先進国と大きく変わらない水準の生活が十分に可能であることもあり、財団法人ロングステイ財団の調査における「日本人が移住したい国」として長らくトップを維持しています。

マレーシアは赤道付近に位置するため、気候は温暖で、夜が短く昼が長いなどの特徴があります。そのため、日本で好まれる南向き物件は逆に暑すぎて好まれないなど、独自の住環境には注意も必要です。

1-2 マレーシア不動産が注目される理由

マレーシアが移住先・投資先として選ばれる理由の一つに、日本よりも物価が安く、必要な生活費が少なく済むことが挙げられます。退職して年金生活になり収入が下がっても十分に生活が可能になるため、老後は東南アジアの住みやすい国でゆったりしたいという需要があります。

親日的で住みやすい

多民族国家で外国人を受け入れやすく、もともと親日国家で国民もフレンドリーであることや気候が温暖であること、英語も話せる人がほとんどで、医療の水準もアジア諸国の中では高水準にあることなども他の東南アジアにはない特徴です。

また、地震や火山、台風などの自然災害が少なく、不動産に対する大きなリスクが少ないことも理由です。

マレーシアの税制

マレーシアには住民税や相続税・贈与税などがありません。固定資産税は日本と比べれば安く、売却時にかかるキャピタルゲイン税は、保有期間6年以降なら5%となります(5年以内の短期保有は30%)。

また外国人に対しても不動産購入上の制限も比較的少なく、プール・ジム付の高級コンドミニアム(高級マンション)を手頃な価格で購入できることもあり、富裕層や不動産投資を検討している方にも人気があります。

さらに外国人誘致にも積極的で、特に日本人は長期滞在ビザを取得しやすいことから移住を検討しやすい地域となっています。

キャピタルゲインも見込める

経済成長率が高いマレーシアでは不動産価格の上昇も見込めます。特に大規模経済開発「イスカンダル計画」が進むジョホールは、キャピタルゲインを狙う有力エリアとなっています。

一方、先進国並みに発展した首都クアラルンプールは、安定したインカムゲインを狙うエリアとなります。東南アジア屈指の超高層建造物「ペトロナスツインタワー」付近は大型ショッピングモールや商業施設が揃い、観光地として多くの外国人も訪れます。

1-3 マレーシア不動産を購入する手順・方法

マレーシアで不動産を購入する場合は、現地のルールに従う必要があります。マレーシアは、外国人への不動産購入規制が厳しい国ではありませんが、州によってルールが異なったり、購入する不動産の最低購入価格が決められていたり、その価格も長期滞在ビザの有無でルールが変わるなどやや複雑です。

エージェントを見つける

そのため、まずは現地エージェント(代理店・代理人)を通して情報収集を行うことが大切です。日本からは情報入手が難しいぶん、エージェントの働きが成功の鍵を握ります。

日本国内で海外不動産を取り扱っている会社では、海外拠点を作ったり現地企業やエージェントと提携してネットワークを作ったりしているので、まずは不動産会社に問い合わせてみるのが良いでしょう。

現地視察と契約準備

エージェントや不動産会社を通して得た情報から気になる物件があれば、実際に物件視察に行くこともできます。現地で購入契約の手続きを行うこともできますが、日本に持ち帰って検討してから売買契約を行うことも可能です。

マレーシアでは外国人でも不動産購入にあたりローンを組むことができるため、現地に口座を作り、ローンを申請すると良いでしょう。

物件購入手続き

物件オーナーと売買契約を結び、現地のルールに従って物件購入手続きを進めます。ほとんどはエージェントが代行してくれるので、語学や法律に詳しくない場合でも問題ありません。おおよそ、購入申し込みから1カ月ほどで契約や手続きが完了します。

支払い・引き渡し・入居

手続きが終われば、契約上の定めに従って支払い、引き渡し、入居などが行われます。電気やガスなどの必要な手続きもエージェントや不動産会社が教えてくれます。

このような手順を経てマレーシア不動産を購入しますが、購入手続きの多くをエージェントおよび不動産会社に任せることになります。そのため海外不動産投資ではパートナー選びが特に重要になることを留意しておきましょう。

2 マレーシア不動産を購入できる会社・セミナー

人気のマレーシア不動産を取り扱っている不動産会社は多数ありますが、その中から信頼できる企業を選ぶことが成功のポイントです。ここでは、おすすめの企業とその企業が提供しているセミナーについて紹介します。

セカイプロパティを運営する株式会社ビヨンドボーダーズでは、マレーシアを含めた海外30カ国以上から5,000件以上の物件情報を紹介しています。海外の多くの国々の物件を扱いつつ、各地で現地法人の設立や現地パートナーとの提携などを積極的に行って物件情報の収集や事業活動を強化し、洗練されたノウハウを提供しています。

最近では国内にいながらVR(バーチャル・リアリティ)で視察できるVR視察サービスなども行っており、購入後の物件管理面でもフルサポートを受けられます。ビヨンドボーダーズでは、入手困難な現地の最新情報もセミナーを通して提供しています。セミナーは基本的に無料で開催しています。

2-1 世界的有名ブランド物件のオーナーになれる「マレーシア高級物件セミナー」

マレーシアが世界の富裕層から注目を集めている理由や、なかでも高級物件への不動産投資の特徴について解説するセミナーです。東南アジア、マレーシアの地域性から不動産市場に関する基本的な情報を紹介し、その中でビヨンドボーダーズおすすめの高級物件を紹介・解説します。

セミナー内で紹介する高級物件は、世界的な高級ホテルブランド「リッツ・カールトン」による建設済み物件で、洗練されたデザインや高級感ある内装、代名詞とも言える最高級サービスを受けられるハイグレード物件です。

同時に紹介される高級ホテル併設型レジデンスは、スイスで100年以上の歴史を持つ老舗ホテルブランドKempinskiによって監修されており、首都クアラルンプールの中でも中心エリアに位置するハイグレード物件となっています。居住用としても投資用としても人気の物件を紹介する本セミナーは人気が高く、定員5名様の少人数形式で行っています。

おすすめポイント

  • 実績豊富な企業が開催するセミナーである
  • 現地の不動産市況などを知り、その上で高級物件の特徴や戦略がわかる
  • 表には出ていない物件の詳細情報が得られる

2-2 1日で世界の不動産事情が学べる「世界の厳選5ヶ国合同セミナー」

「世界の厳選5ヶ国合同セミナー」は、ビヨンドボーダーズが現在の海外不動産市況の中でおすすめしている5つの国について紹介・解説してくれるセミナーです。1日で7つのセミナーが1時間ずつ行われます。

セミナーの内容は「おすすめの5つの国ごとの不動産のメリット・デメリット」「高級物件紹介」「特別講師による不動産投資について」といったテーマ別から、マレーシア、モンゴル、タイ、カンボジア、ウクライナといった国別で構成されます。途中参加・退場も可能なので、学びたいテーマの時だけの参加でも良いでしょう。

エリアとしてマレーシアのみを検討していた場合でも、他の国の情報も聞いてみるとリスクやチャンスへの感度が高まったり、不動産投資についての幅広い戦略や考え方が身に付いたりしますので、良い機会と捉えることが大切です。

おすすめポイント

  • 世界の不動産事業に詳しい企業が開催し、多様なプログラムを持つセミナーである
  • 各国の不動産市況や戦略などについて広く学ぶことができる
  • 紹介物件も多く、セミナー後にそのまま手続きや相談ができる

2-3 現地法人社長が語る「マレーシアのリッツカールトンレジデンスの全貌を紹介」

ビヨンドボーダーズのマレーシアにおける現地法人社長が、注目される高級物件「リッツカールトンレジデンス」についてプロの目線から解説するセミナーです。

マレーシアは富裕層からリゾートや移住などを目的に世界的に注目されている地域であり、マレーシア不動産は投資物件としても有望です。日本とマレーシアの両方の不動産を知る日本人支社長が、投資先や不動産としての特徴を詳しく紹介します。

物件選びから収益を出す方法までをイメージできるようになり、その後の不動産投資の中でも貴重な財産となる見識が身に付くでしょう。疑問点があれば直後に開催する個別相談会で解決することもできます。

おすすめポイント

  • 現地事情に精通した講師によるセミナーである
  • マレーシアに不動産を所有することのメリットが理解できる
  • 実際の高ランク高級物件の紹介が行われ、その特徴を詳しく知ることができる

3 まとめ

マレーシアはその成長性や国民性・地域性から、富裕層を中心に投資家たちから注目される国のひとつです。マレーシアでの投資用不動産を購入には、確かな知識・情報とともに、頼れるパートナー選びが欠かせません。

ビヨンドボーダーズではマレーシアの物件情報や不動産投資セミナーを複数提供していますので、興味がある方はセミナーへの参加も検討してみてはいかがでしょうか。

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